2013年03月27日
On Stage
Rainbow - On Stage [Deluxe Remastered Edition] (2012)
「虹を翔る覇者」、「バビロンの城門」をレコーディングする合間に初来日して録音されたライヴ。スタジオ・アルバムとしては3枚目だった「バビロンの城門」からシングルカットされる「キル・ザ・キング」がいち早くプレイされて、今ではハード・ロックを象徴する曲になっている。レコードの発売は1977年。2枚組で1時間ほど。CDでは4面を裏返さないで一気に楽しめる。全6曲は途切れることなく楽しめるように編集し直されている。これは本来の意図とも言えるだろうが、LPレコード2枚組にするために曲順やら、ミキシングの時に妥協した点があっただろう。

海外からロックバンドが続々来日していた1970年代後半。日本人にとっては英国のバンドも、米国のバンドも外国のバンドでしかなかった。一体どれほどのライヴ・イン・ジャパンというアルバムがあるだろう。音的にはどれも良いとはいえない。一体何を期待されていたのか、歓声なのか。見込み利益だろうか。
クイーンのように日本でスターになったバンドもあるね。日本で売れることが登竜門だったのかな。クイーンの場合は、コミックバンドで奇をてらっていると言われていたが歌の実力を日本人が認めた。イギリスでは、何故に Kings でなしにクイーン(同性愛者の女役)としたのかとネーミングが誤解されていたようです。それが日本人は、女王陛下の国から来たナイトたちって観たのね。
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